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初のiPS移植!夢の医療へ! [科学]

神戸市の先端医療センター病院で12日、目の難病を患う70代の女性に、世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作られた網膜シートの移植手術が行われた。臨床研究を率いた理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダー(53)は、京都大医学部の同級生で執刀医の栗本康夫同院眼科統括部長(53)とともに記者会見に臨んだ。
高橋氏は「皆さんが治療できるようになって初めて『治療』と呼べる。道のりは長いが手術を見ていて有望と確信したので頑張ります」と語った。

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加齢黄斑変性は網膜の中心部(黄斑)に障害が生じて物がゆがんで見えたり、視力の低下が起きたりする。網膜の下に異常な血管が生じ、出血を伴う滲出型は進行が早く、急激に視力が低下する。国内の患者数は約70万人以上と推定され、高齢化などを背景に急増しており、日本では男性の割合が高い。欧米の先進国では成人の失明原因の第1位で、日本でも失明する患者が増えている。

世界初の移植手術を実施した理化学研究所などのチームは13日、iPS細胞から作った網膜シートの移植を受けた70代女性が「視界が明るくなった」と話していることを明らかにし、経過は順調だと話している。研究チームは今後、安全性や治療効果を検証するようです。 

50歳以上の1.2%が発症するといわれているそうですが、加齢黄斑変性のリスクを高めることとして、喫煙・肥満・日光を浴びることが挙げられるようです。
特に喫煙には注意が必要で、喫煙による参加ストレスが眼に蓄積すると、加齢黄斑変性の背景にある炎症を引き起こすといわれているそうで、発症予防や、発症してしまった方が進行を遅らせるためには、禁煙が非常に重要になるそうです。


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